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中級者以上結果発表

2025年11月20日週の兼題

冬至

【曜日ごとに結果を公開中】

【佳作】

  • 教室の「冬至」の紙に冬至の日

    フージー

  • 鉄黒のまなこ冬至の捨て犬よ

    中山月波

  • 根菜のスープ冬至のいろに澄む

    富山の露玉

  • 一陽来復ろばのパン屋の朗らかに

    やまさきゆみ

  • 水彩紙冬至の水をたっぷりと

    田畑 整

  • ゆったりと茶葉と冬至へ沈みゆく

    本村なつみ

  • 三叉路のさびし冬至の馬頭尊

    つくばよはく

  • 冬至の夜ふかし聖書の紙うすし

    錆田水遊

  • ペン先はチタン冬至の日記帳

    多数野麻仁男

  • 校章の帆船青し冬至の日

    空地ヶ有

  • 拒食症の姉へ冬至の常夜灯

    本田ぜらちん

  • 一陽来復離職の夫の髪を切る

    伊予素数

  • 木棺の黴びた匂いやけふ冬至

    うめやえのきだ

  • 缶スープと本と冬至の夜行便

    井納蒼求

  • 割れさうな冬至の月や離職せり

    神奈川ゆうき(前俳号:川村ひろの)

  • ゴム三重冬至の薬束ねたる

    冬のおこじょ

  • たましひの釦とれかかつてゐる冬至

    遠山比々き

  • 公園に惣菜パンを食む冬至

    タケザワサトシ

  • 道路灯一基冬至の海は黒

    松山茜柑

  • トラック走る冬至の影を轢き潰し

    水須ぽっぽ

  • 靴紐の解け冬至の陽に屈む

    丘 ななみ

  • のんどへと冬至の当帰芍薬散

    青居 舞

  • 菓子型の菊の葉こまやかや冬至

    那乃コタス

  • ボサノバや冬至を告ぐるカーラヂオ

    佐藤レアレア

  • 自画像に青き翳りを足す冬至

    栞虫かじり

  • 冬至けふ延命水のほのあまし

    にゃん

  • 一陽来復ぽこり湯を噴く地獄谷

    中島 紺

  • しろたえや冬至の朝のヨーグルト

    くつの した子

  • 雪平に湯玉冬至のおくどさん

    天陽ゆう

  • 真武湯煮出す冬至の夜の土瓶

    ジン・ケンジ

  • 眼裏も澄みて冬至のペンギンは

    綱川羽音

  • 冬至の罠や赤錆に獣の毛

    竜胆

  • 艦船の出船入り船呉冬至

    久留里61

  • 樹名板を追ふや冬至の植物園

    小倉あんこ

  • 星散らす冬至のテトラポットかな

    あやっぺ

  • 文机の欠伸冬至の白湯ことり

    葦屋蛙城

  • 文鳥へ供花へとみづを足す冬至

    常幸龍BCAD

  • 赤本の地層をなしてゐる冬至

    大黒とむとむ

  • 石の鳥にらむ冬至のカーポート

    一走人

  • 三叉路や散々働いて冬至

    大塚迷路

  • 厚く剥きし皮を冬至の空へ干す

    みつれしづく

  • 蟻喰の舌が冬至を弄(まさぐ)れり

    滝澤凪太

  • 小夜ねぢれ冬至の窓の星々は

    アンサトウ

  • 冬至だろう影のいっとう甘き日は

    ノセミコ

  • 寛解の兆し冬至の月細し

    伊藤柚良

  • 冬至の夜熱持ちそむる手術痕

    みづちみわ

  • 転職や冬至の波のほの眩し

    家守らびすけ

  • 息をかけ冬至を磨く丸鏡

    トウ甘藻

  • 冬至と死観念づけてすぐ飽きた

    北藤詩旦

  • 冬至なり盤を出られぬピンボール

    津島野イリス

  • 炎症薬塗つて冬至の大臀筋

    桜井教人

  • 鉢底石がらごろ冬至の見切品

    板柿せっか

  • 冬至かなきつねのやうな雲北へ

    三月兎

  • 一陽来復腑分するやう起こす土

    坐花酔月

  • 父死せる病棟産声の冬至

    中島 真珠

  • 亡き猫の重さ冬至の朝の夢

    日向こるり

  • 敗者復活戦冬至のパイプ椅子

    世良日守

  • ペンギンの冬至の翼ほわんほわん

    はなぶさあきら

  • 門掃きに鉄気の匂ふ冬至かな

    巴里乃嬬

  • 瞽女唄の風の贄なる冬至かな

    草夕感じ

  • 冬至の廊下逆光の鯨幕

    山吹なお

  • 冬至なり砂糖の粒の透きとおる

    蜘蛛野澄香

  • 職欲るや冬至の星の珊瑚色

    伊藤映雪

  • 燃焼筒あげて冬至の火をうつす

    古賀

  • 轢かれたる軍手に影のある冬至

    深山むらさき

  • 鉢は乾かぬのになぜ人は渇くのだらう冬至来ぬ

    中島穂華

  • 冬至まだ雲らは語り足りぬやう

    西川由野

  • 冬至鳴るゲルマン民族の太陽

    七瀬ゆきこ

  • 戦争が向かひの角にゐる冬至

    斉藤百女

  • 象の目を見つめるやうな冬至の夜

    浦野紗知

  • 微分して冬至/佳きコトを積分

    沢拓庵◎いつき組カーリング部

  • 直葬の黙よ冬至の椅子二脚

    三浦海栗

  • 冬至の朝伐木の音恐ろしき

    丁鼻トゥエルブ

  • レの音はきんと冬至のトイピアノ

    柚木みゆき

  • 校庭より海を見てゐる冬至かな

    アロイジオ

  • すずめすずめすずめ冬至の精米所

    きつネつき俳句系Vtuber

  • 没薬の香の甘たるき冬至かな

    沖原イヲ

  • 窓を打つ如き冬至の楽譜かな

    堀雄貴

  • 異郷めく河や冬至の乱反射

    久保田A

  • 冬至なり山気に覚むる湯治宿

    いかちゃん

  • カレンダーの画鋲の傾ぎゆく冬至

    藤咲大地

  • 百年のピアノ冬至の迎賓館

    音羽凜

  • 手水舎の冬至の花と花の影

    花蜜伊ゆ

  • ラザニアの天地一突きして冬至

    細川鮪目

  • 亡き犬の毛布冬至の陽に晒す

    冬島 直

  • 東京は未完冬至の陽を賜ふ

    ツナ好

  • 湯治場のロッカー、タオル、桶、冬至

    石本コアラ

  • 湯のまちの冬至の湖をわかつ橋

    ろまねす子

  • イマジンは冬至の空へ駅ピアノ

    杏乃みずな

  • シウマイの辛子明るき冬至かな

    髙田祥聖

  • 冬至なる我が中軸に棒を飼ふ

    西村 棗

  • 煮崩れて冬至明るく濁りけり

    古瀬まさあき

  • 搾乳のひかり冬至を一直線

    桜鯛みわ

  • 隻脚の鳩や冬至の空を鳥

    恵勇

  • 冬至明け土鈴の馬の絵付け終ふ

    山田季聴

  • 酒の名のまことめでたき冬至の夜

    洒落神戸

  • 給水の列とぐろ巻く冬至かな

    木ぼこやしき

  • 錆色のばん馬の息や冬至の夜

    あねもねワンヲ

  • 炊き出しの列へ冬至の陽は薄し

    くさ

  • 手を洗ふみづに冬至の丸みかな

    広島じょーかーず

  • 金色のペダル冬至の音楽室

    夏湖乃

  • 鳥籠のかたち冬至の肋骨は

    ギル

  • 網棚やあをぞらのうへより冬至

    高橋手元

  • 評価終え暮れる冬至の図工室

    庭野環石

  • 檳榔子黒に冬至は落ちにけり

    城内幸江

  • 獣の血洗ふ冬至の川しづか

    ケロリン

  • 悔恨や夕陽煮崩るるかに冬至

    けーい〇

  • 一陽来復八角柱の方位石

    高尾一叶

  • 夜と湯のあはひ冬至の輪郭線

    青海也緒

  • 環状の木柱列へ冬至の陽

    沖庭乃剛也

  • 冬至の斜陽ハルカスのでかい影

    鈴野蒼爽

  • 求人も雲も冬至のすつからかん

    横山雑煮

  • 言霊や冬至の空也上人像

    播磨陽子

  • 風強き冬至の夜の分娩室

    日永田陽光

  • 頂はたいら冬至の砂時計

    黒子

  • 夜が友だから冬至はわたしの日

    花屋英利

  • 交代の象は2時から冬至晴

    羊似妃

  • 眼帯の老母とバスにゐる冬至

    キッカワテツヤ

  • 富士壺のざらりと匂ふ冬至かな

    ふもふも

  • 空白とは冬至の空のことだらう

    イサク

  • 船酔ひのやうな冬至の目眩かな

    嶋村らぴ

  • 冬至の天睨む忠魂碑は大砲

    イナダすハイジ

  • 賜ふなら卯の花色の冬至など

    乃咲カヌレ

  • 踏切開かない冬至の月細い

    白子ポン酢

  • 鉱泉のやや鉄臭き冬至かな

    三日月なな子

  • 蝶番壊れ冬至の鳩時計

    竹田むべ

  • 湯を沸す冬至の朝の火なりけり

    爪太郎

  • 冬至の日ひとにふるさとあるやうに

    可笑式

  • 不細工な顔の魚も煮て冬至

    玉家屋

  • シェリー樽に眠れ冬至のウヰスキー

    寺尾当卯

  • 木の匙はかろし冬至のスープマグ

    木染湧水

  • 冬至の日砂紋の波の影淡し

    小川しめじ

  • 湯気太る冬至の朝の餅屋かな

    すずしろ桂

  • 冬至の日浴ぶや鞄に離職票

    多々良海月

  • 壜を透く飯匙倩の眼鈍き冬至かな

    RUSTY=HISOKA

  • 木地小屋に冬至の暗き椀を積む

    花亭五味

  • 冬至かな鳥と相似な鳥の影

    トマト使いめりるりら

  • 経歴簿展示冬至の退息所

    土佐藩俳句百姓豊哲

  • 改修の駅よ冬至の神田川

    中岡秀次

  • 野菜みな干して無職の冬至かな

    平本魚水

  • 冬至晴はちみついろのワニの喉

    げばげば

次回の兼題も
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お待ちしています!

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